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垂れ流しの小説 02
友方=Hの垂れ流し ホーム

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中・短篇小説

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どこかへ、(同人用に書いたもので、掲載の予定はない)

失職中不意に右腕の痺れに襲われた友恵だが、医者に診てもらうも異常は認められず、已むなく実家へ帰って療養することにした。その患いはしかし地元を離れた者に必ず訪れるもので、時期がくれば自然と治ると皆言うのだった。
(2003年:72枚)

そのいちじくは

知らぬ路地に入りこんだ岡本は変な店で変な箱を買わされ、以来ゆかりとの関係もおかしな具合に捻くれ曲がってしまう。噎せ返るような濃密ないちじくの薫るなか、ゆかりとの奇妙な関係に岡本は疲弊し、自身の理解を絶するものへとゆかりが変じていくのをどうすることもできない。
(2002年:109枚)

午睡のあとで

生真面目な和之の何気ない一言で、仁美の現実は歪み変容してしまう。午睡を貪る猫への呪詛か? 猫は首輪を好んでするか?
(2002年:57枚)

その読みは間違っているらしい

弟の忍の形見にと貰い受けたデスクトップパソコンを使う美佳だが、忍の残したファイルを繙くうち、そこに忍の苦悩の日々が封印されているのを垣間見る。自身を脅かすものと忍は闘い、そして敗れた。美佳との蜜月もまたそこには記されていた。美佳は忍を、忍は美佳を、テクストのなかに見出す。
(2001年:113枚)

シ者

ひきこもりの渉の唯一の慰めは菓子・パン作り。その渉を悉く否定し貶める兄稔。その兄への憎しみから渉は稔を殺害するが、それを境に渉の現実は徐々に歪んでいく。孤立無援の闘い。
(1999年:108枚)

暑気のせい

私は有隣堂本店書籍館へ行く。私はふっくら柔らかなイギリスパンを作る。私は有隣堂本店書籍館を散策する。その私の前に開るコルトレーン擬きのオッサン。そのオッサンの妨害を掻い潜って前進する私の脳裡にいくつもの記憶が過る。オッサンの妨害によるものなのか、私の記憶は次第に錯綜していく。
(1999年:109枚)

寝るときはひとり、あるいは

突然彼女がいなくなり、途方に暮れた俺の前に現れる不可解な人物たち。徐々に壊れていく俺の陥る妄想世界。
(1997年:250枚)

連鎖

父の死から間もないある夜中、不意に目醒めた私は見知らぬ人の存在に気づいて戦く。それが先祖の霊と分かっていくらか安堵するも、時と場所を選ばず現れる先祖の霊に私は悩まされる。父へと至る道のりは果てしなく遠い。
(1996年:153枚)

デスクトップの向こう(一応掲載の目処はついたが、もちょい吟味が要るか…)

元漫画家志望の彼は一念発起して自身の埋もれた作品群の発掘を試み、さらにはネットでの公開を目指すが…。ネットは彼の救いとなるか?
(1996年:約80枚)

西暦1995年11月12日金曜日午前10時18分46秒831766…

ある決意を秘めた僕は、登校中もうひとりも僕に導かれて町を彷徨う。
(1996年:33枚)

雨の匂い

処女作。夢を媒介にしたメタフィクショナルな話。恥ずかしすぎて未だUPできず。改稿したら載せるかも…。
(1995年:138枚)

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