よいお年を。
2014年12月31日
書きかけの小説だが、なんとか年始には間に合いそうな気がしてきた。もちろん完成ということではなく、とりあえず前半部分だけは纏まりそうだということで、100枚くらいになるだろうか。センテンスを少し短めにして読点もそれなりにあるので息継ぎのポイントもあって、いくらか読みやすくなっているかもしれないが、他の自作に較べてということで、一般的な小説と比較したらやはり読みにくいかもしれない。というのも小説と聞いて誰もが思い浮かべるだろうような、事件とか物語とか冒険とかスリルとかサスペンスとかスペクタクルとか愛とか恋とか涙とか、そうした類いのものとは無縁の、わけの分からない戯言を延々と書き連ねているだけのアホな小説だからで、余ほど物好きな人でないかぎりお奨めはできないのだ。
そんなわけで今しばらく。
マイペースにも程がある
2014年12月20日
こつこつ書いてきた小説が220枚ほどになるが完成にはまだ程遠い。
とはいえ何を書いてもすでに似たような試みの先行作があって、それはもう必ずと言っていいほどあるのであって、だからその先行作の劣化コピーでしかないような、読み捨てられる粗悪品でしかないような、そんな思いに囚われてしまってモチベーションが揺らぐというか薄れるというか、何もかも無意味に思えてくるが、それでも書かくしかないというか書かずにはいられないというか、意味なり価値なりには関係なくたとえそれが無意味だろうと無価値だろうと書きたいから書くというただそれだけのことで、そしてそれでいいのだとなかば開き直ることでどうにかこうにか書きつづけられているような次第。
とにかくそんなふうにして書いてきて、年内には何とかなるかと思っていたが甘かった。それでも前半部分はどうにか纏りそうだから、それが纏まり次第upすることにする。いずれにせよ素人小説に毛が生えた程度のもので誰にも相手にされないのだから遅かろうが早かろうがさして変わりはない。尤も世の中の趨勢や流行り廃りなどとは無縁なものだから相手にされなくて当然だが、そういうものしか書けないのだからそれを嘆いても仕方がない。
タイトルは決まっていて「一跨ぎ」というのだが、いつもならもっと長たらしいものになるところを、何も思いつかなかったので短めにしてみた。
ボンボン・ショコラその2
2014年04月02日
またボンボン・ショコラを作った。
ヴァニーユ、アルパコ、ポワブル・ジャポネ、ミュスカード、キャラメル・ポムの五種類。
ヴァニーユは、ノワール・スーペリヤー(ベルコラーデ)を軸にカライブ(ヴァローナ)を加えたヴァニラガナッシュをカラク(ヴァローナ)でコーティング。チョコ同士の相性もあるのだろう、去年ガナッシュを乳化させるのにちょっと手こずったということもあってチョコをべつのに変えてみた。そうすることで味がまったく変わってしまうとなると困るが、味に影響しないのであれば手間は掛からないほうがいい。
アルパコは、アルパコ(ヴァローナ)を軸にカラク(ヴァローナ)を加えたスイートガナッシュをアルパコでコーティング。酸味が少なく程よい苦みと木の香りがするアルパコの風味をストレートに出してみた。
何年も前に買ったまま使う宛てのなかったシートストラクチャーを使ってみたのだが、小さくカットすると表裏がよく分からなくなって焦る。よく見れば模様面に艶がないのが分かるし触るとザラザラしているのも分かるのだが、作業中にそんな余裕はないから剥がすまでちょっと不安だった。
ポワブル・ジャポネは、マラルミ・レ(ミッシェル・クルイゼル)の山椒ガナッシュをジヴァラ・ラクテ(ヴァローナ)でコーティング。山椒の辛味がよく効いていてミルクチョコとも合う。
ミュスカードは、サンビラーノ・ミルク(ドモーリ)を軸にレ・セレクシオン(ベルコラーデ)を加えたナツメグガナッシュをカライブ(ヴァローナ)でコーティング。ただ、ナツメグだけだときついかもしれないとメースと合わせて加えてみた。最初にクリオロ系のフローラルなサンビラーノ・ミルクが拡がり、最後にカライブのドライフルーツの香りが残る、といった感じで変化があって面白い。
ナツメグと言えばミュスカディーヌというナツメグの形を模したショコラがあるが、こちらはナツメグ風味。紛らわしいがほかに名づけようもない。
キャラメル・ポムは、ソテーした紅玉を加えたマンジャリ(ヴァローナ)とカラク(ヴァローナ)のスイートガナッシュに、レ・セレクシオン(ベルコラーデ)のキャラメルガナッシュの二層を、イボワール(ヴァローナ)でコーティング。林檎とキャラメルでタタン風になった。
色づけには普通チョコ用の色素を使うのだが、高価だし使用頻度は年に一回だけだからと水性色素にしたら、しかもあまりよく溶かさずに加えたからダマになってしまった。加えて下塗りが甘かったのか、気泡が入ってしまった。思いつきでやると碌なことがない。
ボンボン・ショコラ
2014年03月16日
ようやくボンボン・ショコラを作った。
ノワール、アブリコ、サンク・エピス、キャラメル・ノワゼット、テ・ヴェールの五種類。
ノワールは、アリバ・ナシオナル(ドモーリ)を軸にカラク(ヴァローナ)を加えたビターガナッシュをカラク(ヴァローナ)でコーティング。配合を変えてみたのだが、そしたらちょっと柔らかすぎたらしく、噛むとぐしゃっと潰れてしまうのが難。要再考か。
アブリコは、マンジャリ(ヴァローナ)とレ・セレクシオン(ベルコラーデ)のスイートガナッシュにドライあんずのコンポートを加えてカラクでコーティング。これもちょっと変更。マンジャリの酸味をミルクチョコでマイルドにして、ドライあんずをセミコンフィからコンポートにした。あんずの食感は良くなったが、逆に酸味は強くなってしまった。
サンク・エピスは、マラルミ・ノワール(ミッシェル・クルイゼル)とグアナラ(ヴァローナ)の五香粉ガナッシュをジヴァラ・ラクテ(ヴァローナ)でコーティング。ちょっと中華風になって面白いが、後味がかなり残るので、もう少し控えてもいいかもしれない。これだけを食べるならいいが、ほかのものとのバランスを考えるとそうもいかない。
キャラメル・ノワゼットは、マラルミ・ノワール(ミッシェル・クルイゼル)とグアナラ(ヴァローナ)にパート・ド・ノワゼット(ローストしたノワゼットをフードプロセッサーに掛けてペースト状にした自家製のもの)を加えたスイートガナッシュに、マラルミ・レ(ミッシェル・クルイゼル)のキャラメルガナッシュを合わせ、さらにローストしたノワゼットを加えてイボワール(ヴァローナ)でコーティング。ところが、モールドの写真を撮っていたらチョコが固まってきて、コーティングが厚くなってしまった。そのためキャラメルガナッシュがちょっとしか入れられず、キャラメル感が稀薄になってしまった。
テ・ヴェールは、イボワール(ヴァローナ)の抹茶ガナッシュをイボワールでコーティング。これは変更なし。
テンパリングはいくらかマシになっただろうか。まだちょっと危うげな気もするが、どうにかブルームは出ていない。とはいえ、冬でも冷房を入れての作業だからとても寒く、手が震えて転写シートがうまく抓めなくて焦る。というのは、チョコがすぐ固まってしまうからほんの少し遅れるだけでも転写できなくなってしまうのだ。だから余計慌てる。そうすると要らぬ失敗を招くことにもなり兼ねない。何か防寒を考えたほうがいいかもしれない。