「違うよそうじゃねって」
「何が違うっての」
「乗せてくれっつうから乗せただけだって。ケッコ可愛かったし、嫌たあ言えねえだろ、あんただってそう思うだろ?」
「で、そのいたいけな少女にムラムラッと来たてえわけだ。でもって抵抗されて思わず……」
「違うそうじゃねって。何遍言や分かんだ」
「じゃ彼女どこ行っちゃったのよ? あんたの車降りてさ、どこ消えちゃったの? 荷物も車に残したままでさ」
「んなのオレが知るわけねえだろ」
「じゃもっ遍訊くけどさ、彼女降ろしたの、何時頃だったかね?」
「さ、三時頃」
「そら昼の三時かい、それとも夜中の三時かい?」
「よ、夜中。ででも、でも違う違うって。ションベンしたいって言うから
「それで朝まで待ってたってえの?」
「つ、疲れて寝ちまったんだよ」
「もっ遍最初っから訊くよ。どこだったかな? 彼女乗せたとこだけど……」