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雑記
miscellaneous notes
地に落ちた
2004年01月20日
最近何だかドライアイで、三〇分もするとモニタを見ていられなくなる。ほんの僅かな風に当たっても眼にしみて涙目になるから適わない。
パソコン自体を控えねばならないのだが、それなしには小説もイラストも真面に書(描)けないから困る。菓子でも作るほかないが、菓子ばかり作ってもいられない。第一誰が食べるというのだ。サイト存亡の危機というと言い過ぎだが、眼を休めないことにはどうにもならない。とはいえサイト休止ということではないよ。
第130回芥川賞が先ごろ発表されたが、金原ひとみ(20)「蛇にピアス」、綿矢りさ(19)「蹴りたい背中」で、ずいぶんと話題になっているらしい。いずれも未読だからなんとも言えないが、それでいいのか芥川賞とちょっと首を傾げている。
活字離れ小説離れ(というか純文学離れと言ったほうが適切か)が叫ばれて久しいなか、若い書き手の登場を願う気分が業界全体にあるだろうことは頷けるが、今回の受賞者ふたりはあまりにも若い。若いからダメということはないし売れるのも結構なことだが、単なる話題作りとしか思えないしその姑息な狙いが透けて見えるようだ。
「アイドル扱いされて使い捨てられぬように」という丸山健二(作家)のコメントにそれは端的に窺え、そうなる可能性も大と見た。それで業界が潤っても作家が勘違いして潰れてしまったらむしろ損失は大きいと思われ、その作家が才能を秘めているなら尚更だ。
いや、抑も純文学を売れるものにしようとすること自体違うのではないかと思われ、そうかといって「文学なんて自業自得。だめなら野垂れ死にするつもりでやるしかない」という石原慎太郎のコメントもいまいちピンと来ない。もう疾うに形骸と化してただのイベントにすぎなくなっているかもしれぬ余命幾許もない芥川賞に期待などしても仕方ないのか。実際ここ数年はとりあえず読んどこうという気さえ起きないし。
待った?
2004年01月12日
もう無理だ。観念してしまった。というか、連載初期のものと絵柄が変わってきてしまっているしチマチマ描いていても終わらないからとりあえずけりにすることにした。というわけで『階段の軋み』最終回をupしたのだ。これで一応完結したわけだが、挿画のほうは修正するかもしれない。文章は直す気がしない、というか登場人物によって用字が異なっているからひどく込み入っているし、当の用字の対照表も手許にない(探せばあると思うが面倒臭い)し、一人称にも拘らず一行のなかで主觀が頻繁に変わるしするから不用意に書き換えられないのだ。しかもその一行がクソ長いときている。よくこんなものを書いたと我ながら呆れ返る。
とにかく終わりにしたのでいくらか気が楽にはなった。残すは『消える前』で、こちらも早いトコ片づけてしまいたいが、これはまだ半分にも達しておらず、まだまだ終わりそうにない。それでも『階段の軋み』が終わったから少しはペースアップできるかもしれない。かもしれない。かもしれない。かもしれない。かもしれない。かものはし。カモにされた。
ところで新作小説なのだが、って読めないねこれじゃ。新作小説のことだが、229枚になったがまだ終わらない。終わりそうな予感はあるのだが、どうも巧いこと収束してくれず、本当に終わらせることができるのか怪しくなってきた。
マジ、ヤバいかもしれない。かもしれない。かもしれない。かもしれない。かものはし。カモにされた。
新年早々
2004年01月01日
一向に書けぬ小説原稿を前にして新年を向かえた。茫としてる間に年が明けてしまった。思えば去年は何もできなかったような気がする。いや、何ひとつできなかったのだ。とはいえ今年こそはとかいう意気込みがあるわけでもなく、遅々とした歩みを歩むしかない、とそんなことをつらつら思いながらふらっとテレビを点けるとNHKの年越しトークに養老孟司氏が出ていたので見ていたら、共演者の作家の何某(名前は忘れた)が難民だの少年兵だのの話をしていた。何でも少年兵に仕立てるために少年に近しい者の殺害を命じるだとか、拒否すれば鼻を削ぐのだとか、年明け早々から気の滅入る話でやり切れず、途中でテレビを消してしまった。
自衞隊のイラク派兵で日本とて標的にされるかもしれぬと他人事ではないのだが、戦争やテロなどとはほとんど無縁にのほほんと生活している己が身を顧みるとこれでいいのかと思わぬでもない。自分には一切関係のないことだと割り切ってしまえるほど齷齪しているわけではないのに積極的に関わっていこうとのエネルギーもなく、そうして見て見ぬ振りしてしまう自分を不甲斐なく思い、自己嫌悪に陥るというパターン。
そんな悪循環に陥ってしまうのも偏に小説が完成しないからで、完成すればいくらか回復するだろうが、今しばらくは低迷の予感。
賀すべき日に低調な話で申し訳ない。去年も同じこと書いたような気が・・・